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パニプリ(インド)と婚活事情

パニプリが好き!

インドにいた頃はよく食べていた、インドスナックです。一皿10ルピー(18円)とか20ルピー(36円)とかで食べれるような、庶民派スナックですが、日本で食べると400〜500円する。でも、食べられるだけいいのかも。なかなかインド料理屋でもメニューにはない。

 

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こちらTIRAKITAさんからお借りしました。とってもオシャレなパニプリです。インドのストリートで売っているものは衛生状態ギリギリな感んじです。

 

そういえば、数年前にインドに行った時に、知人の娘さんが結婚したばかりだったので、「どこで知り合ったの?」と聞いたら、「マッチングアプリ」と聞いてびっくり。

 

この娘さん、海外の大学に留学していたくらいの子なので、結構考えもすすんでいるのかな?と思ったけど、でも娘さん曰く「最近はマッチングアプリの出会いは結構多いのよ」とのこと。

 

ただし、日本みたいに自由恋愛がそれほど一般的ではないインドであるため、マッチングアプリといっても、宗教とかカーストとか、そういったものはしっかり入力しないとダメらしい。

 

ちなみに、その娘さんはクリスチャンだったので、クリスチャンのみで検索をかけたといっていた。(宗教が第一条件)

「宗教が一緒なら、あまり親は反対しないからね。」とのこと。

 

なんかインドの結婚事情に興味が出たので、色々な人に結婚の出会いなどを聞いて回ると、

 

ちょっと年配や田舎の人は、基本お見合い!

 

前にホームスティしていたインド人カップル(お父さんが50代くらいのヒンドゥー教)のところは、「結婚式の朝お嫁さんに会った」と言っていた。これ結構普通らしい。(親や親戚、知人のおすすめの人なので、本人たちが初対面ってことらしい。まあ家と家とで話がついているってこと)

 

ただここで問題が。それはインドの結婚事情で大きくはびこるダウリー(女性側が支払う持参金問題)。確か政府は禁止しているはずだけど、一般的に行われている。持参金が少ないと、妻を殺して、次の妻にってこともある。時々ニュースにもなっている。

 

これはインドだけの習慣ではなく、友人(女)のパキスタン人(ムスリム)も結婚にすごいお金かかったって言ってた。結婚式は全額妻側の負担だった。普通ムスリムは男性がお金払う(マハル)はずだったのに、やっぱり宗教よりも地域の慣習のほうが優先されるんでしょう。

 

宗教一緒は基本だけど、それでも中には違う宗教でも結婚するインド人もいる。ボリウッドスターのプリヤンカもニック・ジョナスと結婚したよね。プリヤンカはたしかヒンドゥなはずなので、宗教違うよね。

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wikipedia よりお借りしました

まあボリウッドスターならありかなと思うんだけど、以前知り合ったインド人の外交官(ヒンドゥー教)も奥さんがムスリムだかクリスチャンって言っていた。(びっくりして聞き直したら、「僕らはあまり宗教を重視してない」っていってた)

 

 

人口もあれだけいるインドだと、革新派みたいなちょっと進んだ考えの人にたまに会うけど、それでも田舎はまだまだ保守的です。 

 

日本も東京は初婚の年齢が地方に比べると高いから、それを考えると世界的に田舎にいけばいくほど保守的になるのも仕方ないんだろうな。。。