フトゥとエスカルゴ(コートジボワール)
コートジボワールはフランス語が共通語
その他に部族語があるけど、学校に行ったことのある人はだいたいフランス語が話せます。村のおばちゃんとかは部族語しか話せない人も多いけど、村なんて観光では滅多に行かないので、フランス語さえできればどうにかなります。
ちなみに、西アフリカのフランス語圏は英語がほとんど、全く、と言っていいほど通じません。英語話せる人は、ガーナに留学していた人が多いですね。
ですので、コートのパンはバケットです。ちなみにケニアなどの英語圏で食べるパンはイギリスパン(食パン)なので、アフリカはどこの国が統治していたか、言葉と食事でわかります。
コートでは、バケットの他に、コメ、バナナ、キャッサバ、アティケ(クスクスみたいなもの)などが主食ですが、フトゥというお餅のようなものもあります。
フトゥは、お米、バナナ、キャッサバなんかを、突いて弾力をだしてお餅のようにします。ですので、作るのがめんどくさい。最近はインスタントフトゥがうっていて、インスタントだったら、お湯の中にフトゥの粉を入れて練ってつくります。(ちなみに写真はちゃんと突いてつくったフトゥ)
つくるのが面倒なのであまり街中のレストランでは売ってない。これもフトゥを食べされるレストランが何軒もならんでいるフトゥ・レストラン街でたべました。
バナナのフトゥはほんのり甘くて、日本のお餅のようでした。コートに住んでいる日本人の知り合いは、フトゥに持参したきな粉をかけてお餅としてたべてました(煮込みなし)。
フトゥは結構おいしい!
他に美味しいものを紹介したいけど、これと言って思いつかない。。。
飲み物で結構好きだったのが、これ!
これお味は飲むヨーグルトです。名前忘れちゃいました。おばちゃんが冷やして売っています。袋の端をかじって飲みます。なんか子供の頃の駄菓子を思い出す。結構美味しくて私はよく買って飲んでたけど、衛生状態あまりいいとは言えないので、その辺自己責任で。
また「エスカルゴ食べる?」と聞かれ、あのフランス料理のエスカルゴ!?と思ったら、コートのエスカルゴはアフリカサイズでした!
コートに行くとあまり美味しいご飯に巡り会えないので、結局セネガル料理があればたべてます。セネガル料理は結構美味しいと思う。
総じてコートの料理は、煮込みに何かをつけて食べるのものがほとんどです。しかも、ほぼどれも結構辛いので、辛いの苦手な人は西洋料理をたべましょう!
コートジボワールに行くには!?
こんにちは
すっかり秋ですね。
さて、コートジボワールネタが続きます。
コートジボワールは、日本にいるとあんまりピンとこないですよね?
どこにあるのか?どうやって行くのか?もあまり情報がありません。
というのも、コートジボワールはあまり観光地らしい見所がないから。ケニアやタンザニアのような野生動物がたくさんいるようなサバンナもありません。そして、
遠い!
直行便なんてありません。最低1回、下手すると2回、3回と乗り換えが必要です。
というわけで、あまり役には立たないかもしれませんが、行き方についてメモします。
①黄熱病の注射を打ちます。
(黄熱病の予防接種がしていないと、そもそも入国できません)
黄熱病の注射は検疫所でやっていますね。ただし、予約が必要なので必ず時間に余裕を持ってください。東京であれば一部の大きな病院でもやってます。詳しくは厚生労働省検疫所を参考にしてください。 https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html
②航空券の予約をします。
以前は東京からですとエミレーツかエアフランスでしたが、最近はエチオピア航空がおすすめ。理由は、安いのと乗り継ぎが楽。
エアフランスはパリで長時間まったり、エミレーツはドバイの空港の端から端まで移動しないといけない。エチオピアの空港は狭いし、乗り継ぎ時間がそこまで長くないのでおすすめ。そして、お値段も他と比べると安めですが、時期によっては他の航空会社がキャンペーンなどやっているので、そちらを参考にしてもいいかも
③ホテルの予約
現地のホテルを予約して、予約書を発行してもらいます。だいたいネットで買えば予約書がでるので、それを印刷してOKです。
ここまでは楽勝です。
しかし、ここからが大変。
④ビザをとる
ビザが必要です。そしてめんどくさい。そして一筋縄ではいかない。。。お金に余裕があれば旅行会社にお願いするのも手です。ここではVisa at embassies in Ivory coast を選びましょう。一番安いです。そして、日本出発前に確実にビザが手に入るので、安心して渡航できます。
まず、ネットでビザ申請します。https://snedai.com/services-en-ligne/
申請書:http://www.snedai.com/docs/Formulaire_visa.pdf
どれもフランス語か英語です。
支払は、Payment2の所にリンクがあるので、そちらをクリック!58ユーロ!
https://shopgov.zetesft.com/BasketEditor.aspx
ここで支払が終わったら、そちらを印刷します。
次に、パスポートを受け取り大使館にアポを入れます。
https://www.snedai-visardv.ci/visa/?step1
そして、代々木上原(東京都渋谷区上原2丁目19−12)にある大使館にアポをとった時刻に行きます!
ここからが本番です!
注意①駅から10分以上、住宅地を歩いていくので、迷います。
注意②あまり早い時間にアポをとっても、空いてない時があります。10時すぎくらいならあいてるかな、、、
注意③もっていく写真サイズに気をつけて。かならず4.5x3.5の写真で、背景は無地。できるだけ白っぽいものか青。担当者がやる気のないときは、色々といちゃもんをつけてくるので、やり直しになります。ただ、駅まで戻らないとインスタント写真マシーンはありません。
注意④申請書は予備の空欄のものを持ちましょう。色々と書き直しをさせられます。
注意⑤支払の紙は忘れずに持って行ってください。ホテル予約書、航空券、黄熱病のカードも必要です。
注意⑥大使館は一軒家ですので、門を入り、入り口で「こんにちは」と叫んでいると、誰か出てきてくれます。ラッキーだったら日本語のできる人もいますが、通常ビザ担当者はフランス語と英語のみなので、がんばりましょう。
大使館では指紋をとって、申請書が受理されたら、時間指定されるので(だいたい2日後)、その紙を持って受理になります。
そして、ビザが取れたら出発ですが、ここで注意点が、、、
①エチオピア航空の場合、日本→仁川→アディスアベバ→アビジャン(コート)の順ですが、たまにアディス→アビジャンの間に別のアフリカの国に止まることがあります。ですので、近くの人にアビジャン?と聞いてください。違った場合は、飛行機で待機の場合と、一回ターミナルに降りる場合があります。ただ、これは航空券を予約する段階でわかっているみたいなので、旅行会社にきくと安心ですね
②アビジャンの空港で
まず黄熱病のカードを確認する人がいるので、入管に並ぶときは必ず黄熱病のカードも持ってください。
③空港の両替所
微妙にレートが違います。またたくさん両替すると交渉するとレートよくしてくれます。現地に持っていくお金はユーロが一番換金率がいいです(円は本当に悪いので、にほんでユーロにかえましょう)
最後に
帰国するとき入管の前にポリスがいるのですが、そこで色々質問されます。
ちなみに質問の多くは、「コートのお金もってる?」です。
もっていない場合は、「ユーロやドルは?」と聞かれます。
これ持っているといったら、「お金くれ!」って言われます。しつこく。なんで、「お金はもう円しかないよ。」といいましょう。
それでは楽しい旅を!
コートジボワールのアティケとアグチ
最近仕事でコートジボワールにちょくちょく行きます。
コートといってもあまりピント来ないと思いますが、西アフリカです。
行くのも大変です。
私は常にエチオピア航空。日本→アディスアベバ(エチオピア)→アビジャン(コートジボワール)で、乗り継ぎ時間合わせて36時間くらいかかります。行くまでに疲れます。帰るのも疲れます。
そして、私が仕事に行くのはアビジャンから車で2時間くらいの地方です。
地方のいいところは、比較的強盗などの心配なく街中を歩けます。その一方で、美味しいレストランがほとんどない!ローカルレストランくらいしかないです。
なので美味しいものがほとんどない!アフリカって美味しいご飯になかなか巡り会えないですが(セネガル料理は美味しい)、コートもほとんどない。私、ご飯はなんでも食べれる、どこでも寝れるのですが、その中でどうしても2回目ないなと思ったのが「アグチ」。
アグチ=野生ネズミ!
味はワイルド。野生動物の味です。動物臭さ全開、硬い、毛もついてる。。。全部食べるのもきつかったですが、これコートジボワール人大好物です。
食べ方としては、煮込みか干したのを焼く。これと一緒に主食のアティケを食べます。
アティケは、キャッサバをクスクスのようにしたものです。発酵させているためちょっと酸っぱさが残り、これもかなりの癖があります。
ちなみにアビジャンに行くと美味しいものはあります。ただ、コートジボワールのローカルフードで美味しいものに出会ったことがない。強いて言えばフトゥ(おもちみたいなもの)くらい。
美味しいものを教えてください!